1:1アルゴリズムの穴

シンプルなコードはあれなのだが、厳密にはあれでは1:1最強ではありえない。
似たバリエーションである、
300,300,400,1000,3000,3000
こういうコードを出してくる相手と共倒れ(引き分け)に持ち込むための防御コードが実装されていないからだ。
防御のコードを入れると、こうなる。

long bid(int day){
    if ( day <= 4 && check(day)  ){
        return 1;
    } else if ( day <= 4 ) {
        return 500;
    } else {
        return 3000;
    }    
}
// asserts 
//day 1: 10000
//day 2: 7500
//day 3: 5000
//day 4: 2500
boolean check(int day){
    long diff = 12500-2500*day;
    return wallet < diff; 	
}

どうだろう、面白くなってきたであろうか?
時給は完全にフリーフォールしている。1円で相手をブロックして共倒れを狙うのが戦略である。
死を覚悟して相手と一緒につぶれる気合である。神風特攻隊の意思である。日本人魂の発露である。
このぐらいの気合を見せないと、縄張り争いでは勝てない。
これが自然界、資本主義ー市場万能主義が強制する、数学的な答である。
再度言うが、供給過剰の市場では市場は機能しない。価格はフリーフォールする。
これすらわかってないのに、経済学(笑)を振り回すのは頭を使わない愚か者でしかない。