2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

添付ソースコード

package jp.nora.economics.labor; import java.util.ArrayList; import java.util.Iterator; public class SlaveMaster { public class Slave { long wallet; Slave(){ init(); } String name(){ return getClass().getSimpleName(); } void init(){ wallet…

アルゴリズム合成

以上の結論を踏まえると多数のプレイヤーがいるときは、のんきものを装い、1:1になったら牙をむき出すようなアルゴリズムが強いと思います。 ただ、コードを書き直すのが面倒くさいので、ファーザースタディということにして、皆さんにインプリをお任せし…

のんきものの性質

ただ、0−5000の一様分布処理なので、1日あたり500円ずつ損をしていく感じ。である以上寿命は20日以内。割と結構厳しい。 ただ、Slave2よりは、アルゴリズムとして強い。 1000-5000なら、Slave2と同等だが、乱数のばらつきでやはりSlave2よりは短…

のんびり生きましょう

ということで、結論はいかがでしたでしょうか。 あんまり効率効率意って、本当の効率下げてるとつぶれちゃいますね。 おおらかなほうが生き残れる環境もあるってことですね。 ではでは。

簡単な解決法 運を天にまかせる

ということで、ラフな解決アルゴリズムは、1−5000をランダムに入札し、仕事にあぶれたらお休みするような、そういうのんきなアルゴリズムが実は天敵になる。 この場合、1:1最強アルゴリズム系列が同時に2以上存在するなら、そいつらは、1:1のと…

1:nで強いアルゴリズムについて考察

1:1で強いアルゴリズムは提示した。 問題はこれには弱点があるということで、4日の間一回でも失敗すると、自爆テロを起こすので自滅しやすいのが性質だからだ。 とはいえ定数系応答のプログラムで、N:Nで戦う状況だとこれに勝つアルゴリズムを求めるのは非…

最低賃金の意味

前回のシミュレーションでいうと、最低賃金に相当するものは何かというと、3000円。この部分なのです。 これ以下のbidというのは、どうもなんというか、不公正な匂いのあるbidなのです。 とはいえ、レッドオーシャンですからね。戦争やっているところで、こ…

某氏との討議

側が某氏です。 側がのらの考えです。 労働者の給料があがると、会社の利益が減るために、GDPが低下する。 いや、そんなことはない。会社と労働者間の分配の問題であり、GDPには影響しない。 むしろ、最低賃金を払えないような企業に利益を払うと、銀行に借…

需要供給曲線

ちょっとお話を蒸し返します。前回のお約束はさぼり。 http://www.geocities.jp/ttovy42195km/newpage50.htmlを一通り復習してください。 その上で、需要制約下の場合は、 このぐらいの急激な傾きのある需要曲線を想定しているのだと言う認識を共有して欲し…

もうちょっと続きます

1:1最強アルゴリズムは必ずしも1:nの時には強くないので(同種がいると生き残れない。) その条件を折り込むお話を書かないと完結しません。もう少しお待ちください。 ただ、お話の本論としては、これで終わっています。 市場万能主義、構造改革主義のおぞ…

1:1アルゴリズムの穴

シンプルなコードはあれなのだが、厳密にはあれでは1:1最強ではありえない。 似たバリエーションである、 300,300,400,1000,3000,3000 こういうコードを出してくる相手と共倒れ(引き分け)に持ち込むための防御コードが実装されていないからだ。 防御の…

1:1最強アルゴリズムの評価

つまり、モデルから導かれる答えは、時給600円の最低賃金より低い時給100円でBidすることが求められるということである。 賃金がフリーフォールするの意味がわかるだろうか?結果として証明しているつもりなのだが、読者の評価はいかがであろうか? 供…

1:1最強アルゴリズムの紹介

さて、解答の応募もないので、(あんだけカラムならこれぐらい簡単に解いてくれよ>某氏w)。 想定していた答えについて解説をはじめよう。 1:1アルゴリズムの構成、発想はどういうところからくるのかというと、 「1日3000円使う3日で9000円使…

Twitterでつぶやいたものを再編集

http://d.hatena.ne.jp/noragrammer/20100805 この問題からの答えをつらつらと書いていこうと思う。モデルから出てくる答えなのだけど、このモデル自体は中学生でも理解できるぐらいの簡単なモデル。考えるのにも偏微分、関数解析とかもいらない 需要>供給…

ソースコードサンプル

package jp.nora.economics.labor; import java.util.ArrayList; import java.util.Iterator; public class SlaveMaster { public class Slave { long wallet; Slave(){ init(); } String name(){ return getClass().getSimpleName(); } void init(){ wallet…

補足

1)まぁ、問題は10名スタートだけど、実際にNo1を決めるためにはx名のエントリーがあったとすると、誰か死亡するまで、処理をして、初期値1万円に戻して人数減らしてスタートして、最後1:1になって、それで最後の勝者が決まる形式が良いと思われ。 2…

労働市場が崩壊するとき

ちょっと最低賃金の議論が白熱したので、ミクロ経済あるいはゲーム理論的なモデルでのきちんとした定式化が必要な気がしたので、メモってみます。 1)雇用環境は、1社、1日10人分の労働力が必要。 2)計算の都合上1日5時間の労働時間 3)一ヶ月は2…