サルでもわかる

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本質的にこれは正しい。俺も同じ意見。
ただ、まぁアクセル全開で、上の路線を突っ走ることはできないけどね。

結局のところ、国債増発すると、国債金利の上昇が始まるから、それに従って、円安になるから、それでまた国内持ち直し始めるからさ。
それはここ何回か書いてきたとおりの理屈。

インフレーションのほうがデフレーションより健全なんです。
理由はというと、働けば働くほどお金が増えるチャンスがあるのが、インフレだから。若いものに有利ということ。
1000億円持ってる資産家がいたら、いま何もしなくてタンス預金してれば、年に100億円の資産が実質的に増加するのが、デフレの日本という国。こんなの収入じゃファイナンスできないですよw。つまり貧富の差が拡大するのがデフレ。どうにもこうにもならないね。
といいつつ、店子が入らなくて期待していた家賃が入らなくて苦労してたりするんだろうけど。

それで、健康体(バブルの頃?)から、点滴ジャブジャブやって生きてた人間がさ、いきなりもう点滴身体に悪いから止めましょうねって言い出したのが、バブル以降の流れで、それが結局はどうにも間違いってこと。
効率が悪いのは承知の上、問題があるのはわかるけど、急に点滴はずしちゃダメなのよ。死んじゃうのよ。少しずつ少しずつやらないとさ。
そこら辺、急激にチェンジすればうまく行くと思う、思いたいのはわかるけど、現実はそこまですぐにハンドル切れないよね。
ということで、きちんと指標読みながら、望む方向に少しずつハンドル切るしかないわけで、これはもうフライトシミュレータとかやってるのと一緒よ。墜落させないように、すごく微妙な舵取りをしていかないと。

で、現状はもう失業率がダメラインに到達しちゃってるんだから、歳出をカットなんてやったらもういっぺんでアウト。もっと治安が悪くなる方向にいくしかない。んで、円高が問題なんだから、だからとにかく円を刷れ。
円安になるまで刷るしかないわけ。そうすれば生き返る企業も人もだいぶ出てくるからさ。
構造改革なんて、健康なときにやらないとダメすぎです。