日銀の思考をトレースする

さて、日銀の思考トレースしてみました。
1)政策的に(日本全体のために)活動はしません。
2)日銀を立派に運営はします。
これがこれまでの条件で出ている日銀の運営態度です。
1)は実際は、財務省の指導がないからそうなるだけかもですが、まぁとにかく、日銀は日銀で勝手にいくね。国全体なんて知らないよ。円さえよければいいんだろ。これが日銀の運営思想です。

うひー、すごくおいしい獲物

これが、詐欺師投資家集団のファンドの見た日銀の姿です。何せ、受動的に行動することが確定しているわけです。本人の意思なんてない。条件つけて誘導してあげれば、そのとおりに動いていく、ただの動物、獲物でしかないのが日銀の姿ということが判明しました。
狩猟民族たるアングロサクソンとしては、これは食うしかないのです。こんなまるまる太って美味しい豚を、自由にしていいよと民主党は宣言しているんです。どうやっておいしくいただこうかと、もうヨダレがでてたまらない状態です。
はい、さてどういたぶりましょうか?
1)まずは円高誘導です。怖かった日銀砲も撃たないことが確定しました。これだけが怖かったので、日銀に手出さなかったのですが、撃つ気なしのようです。
2)円高円高でどんどん追い込みます。必然的に、国内がデフレーション始まります。財政赤字が拡大します。国債で必死に赤字を埋め始めます。
3)国債の大量発行を伴って、国債金利が高騰を始めます。
4)国債金利が高騰するので、ドルキャリーによって円高投資に勢いがつきます。
5)国債金利が上昇するのに従って、ものすごい勢いで、日銀の資産項目である国債の部分の毀損がはじまります。余計に日銀の行動は限定されてきます。
6)資産の毀損がはじまるので、日銀は必死で国債の買い支えを始めないといけなくなります。つまり、日銀券を発行して、国債を買い支えないと、日銀事態が倒産の危機にさらされるからです。
7)必死で買い支えのために吐き出してくる、日銀券をおいしくなめます。
すごくいっぱい溜め込んであったのがどんどんでてくるのでおいしいです。
しかも円高です。この極上に価値が高まった円をおいしくしゃぶれるのです。
8)さて、十分、製造業が衰退して、日本という国が疲弊したところで、一気に、円を売り、ドルですらない別のマネーに交換します。
9)日銀豚しゃぶおいしかったー。

はい、これがおおよそのシナリオです。ファンドというのはそういう性質なのですね。いやー、もう笑うしかない。もうそういうシナリオ、ドラマがスタートしてしまいました。