デフレ対策

相変わらず、民主党の進め方はデタラメ。国債思いっきり発行するしかないんですよ。短期的にいっちゃうと。そうじゃないなら、きちんと円を120円代にもっていくように、為替防衛しないとイケナイ。
勝間さんが、管さんに陳情?に行ったみたいですが、話しが結局かみ合わなかったようで。
まずね、官僚の言っていることに、嘘というか思い込み。上の宗教のお話思い出してね。TOCでいうところの「方針制約」。これがあって、このせいで、日本の経済政策がバランスをくずしているんです。
極論いいますと、今出ている国債を全部日銀がひきうけて1000年だまって保持してればいいんです。
これが答えなんです。
こうすると、国債金利は、国から日銀に移動します。そしてあがった収益は、日銀から国債にまた移動しますから、金利の負担というのは0になるんです。
つまり、結局のところ、国の財政赤字とかは本質的には、なんら問題にならないんです。
いいでしょうか?問題になるとすると、通貨の過剰発行によるインフレーション。ここに行き着くんです。
だから、そこをきちんとインフレターゲットで監視して、コントロールするならば、日銀がどれだけ直接お札をするべきかというのは見えてくるんです。これが見えないと思っていたり、インフレ率を2%目標とかやってるから、デフレ一直線になるんです。インフレインフレで騒ぐから、こういうちじこまった運営になって、そのせいで、日本国中に失業者があふれることになるんです。
日本がジンバブエになるという嘘つきがいますが、そこまでの円安なるなら、日本の製造メーカー大復活します。大歓迎です。もう一度いいますよ?
敵は、円高であり、デフレなんです。
これを、ほどほどの円安と5%−10%ラインのインフレに変えるのが正しい経済政策なのです。
1970年代から80年代まで、割と日本はこういうきちっとした政策運営ができていたんです。90年代からがダメ。つまり何か間違った方針を採用してしまったのです。多分マネタリストの嘘を信じたんでしょう。金利を下げれば、景気がよくなるってね。でも実際はそうじゃなかった。金利の幅が足りなくなって、日銀のコントロールが効かないだけの状態に陥っただけなのです。
大蔵省ー日銀でやったバブルつぶし。これは、彼らよりずっと成績が悪い奴が就職した銀行とか証券に行った連中が、年収2000万ももらっているのにというのに、嫉妬にかられてやったような政策なんですがw、このせいでバランスくずれて、いまや公務員がNo1の待遇みたいです。
公務員万歳なデフレ政策やってるようだと、公務員賃金5割カットするしかなくなるんですよ。きちんとインフレ政策に転換できないのなら、そろそろ公務員もばさばさとやられる状況に陥るでしょう。

注)極東Blogさんに関連記事赤字国債で日本の財政は破綻するか: 極東ブログでたので、無理やりトラバ。