ヘッジその2

精密に、外国に預金する場合は、
1)自国通貨を為替で他国通貨に交換する。 自国通貨↓他国通貨↑
2)他国通貨で預金する
3)他国通貨を売り、自国通貨に交換する。 将来の自国通貨↑他国通貨↓

1)の時点で、3)の取引を確定させると、異常事態が発生しなければ、きちんと、満期にしっかりお金が帰って来ます。
これを為替の予約とかいうわけですね。

それで大昔は、投資より実物経済の決済が主流だったので、こちらのレートで決まる為替レートじゃなくて、貿易のレートのほうが優先されていたのです。
今はというと、投資のいわゆるバクチっぽいお金、浮いているお金が、高い金利、高い運用パフォーマンスを求めてうろうろしているんです。
だから単純にいっちゃうと、日銀の信用緩和というのは、単にファンドの資金源になっているだけです。投資先は海外。日本の経済が復活しないの当たり前。そしてアンコントローラブル。ダメすぎですね。